素領域日記 2018/4/22(日)

クリス・マルケール(Chris Marker;1921-2012)がピエール・ロム(Pierre Lhomme;1930-)と共同監督した映画『Le Joli Mai(美しき五月)』(1963年)を観たいのだが、仏語版を最安値で鑑賞する手段は当面以下のDVDをAmazon.frから購入することしか無さそ…

素領域日記 2018/3/6(火)

今から3/11か12までいつもの国へ出張だ。 成田エキスプレスに乗車中だが、車内での珈琲販売を切に希望。 出発前に細野と坂本のラジオをタイムフリー機能で聞けて一安心。

素領域日記 2017/3/28(火)

今日もTV5 Mondeを観ていたら(基本的に日課)、ファトゥ・ディオム(Fatou Diome;1968‐)というセネガル出身の仏の作家を知る。スタジオに招かれ、今月出版されたばかりの新刊"Marianne porte plainte !"(直訳すると「マリアンヌは訴える!」だろうか...…

素領域日記 2017/3/23(木)

TV5 Mondeを観ていたら、哲学者のエドガール・モラン氏(Edgar Morin;1921年‐)がまだ生きていることを知り驚いた。御年95歳。しかもスタジオに呼ばれ、ブリュッセルでのテロ1周年やフランス大統領選についてコメントを求められる中、快活に答えていた。さ…

素領域日記 2017/2/22(水)

やっと雑務から解放された。。試訳も送り出した。これで生業の方に集中できる。。 一昨日夜頃からこれ↓で何とか身体のエンジンをふかしている。 本当に素晴らしいな、坂本龍一は。

素領域日記 2017/1/31(火)

H.ベルクソン/S.フロイト著『笑い/不気味なもの 付:ジリボン「不気味な笑い」』(原章二訳、平凡社ライブラリー、2016年)を相変わらず読書中だが、『笑い』の部分の訳注66(p.202)に「ちなみに、フランス語の「労働(travail)」の語源は「拷問」から来て…

素領域日記 2017/1/15(日)

午後、東京駅から北海道新幹線に初乗車。仕事で。なぜ直接函館駅に着かないんだ。。 夜、函館で客達とイカ刺し&鍋など。あくまで仕事。。 凡そ12年半ぶりの函館の街。路面電車の行き交う姿は変わらない。真冬の北海道は初めてだ。外は銀世界。美しい。

素領域日記 2016/12/30(金)

昼過ぎ、野暮用があり新宿へ。東京での今年最後のランチ(多分)を「桂花ラーメン」と定め、実際に食す。 往復の電車内で金森修著『科学の危機』(集英社新書電子書籍版、2015年)をようやく読了。 あとがきに依ると、本書を執筆中に金森は自身の死に至る病…

素領域日記 2016/12/27(火)

昼過ぎ、近所のラーメン屋でいつも置いてある週刊読書人の新年特大号(2017年1月6日号)を発売前にいち早く読めたのだが、表裏面に全面展開していた「原武史・浅見雅男対談――『昭和天皇実録』を読み解く」には幾つかの点で軽く衝撃を受けた。現在と将来の日…

素領域日記 2016/12/15(木)

物理学に対する感覚が大分鈍っていることに気付き、何だか悲しい気分になった。それでも磁気単極子ネタにまだ飛び付く好奇心が残っている自分に若干安堵。。だが、ネットの記事を少し調べても何やら錯綜していて、結局磁気単極子(magnetic monopole)がこれ…

素領域日記 2016/12/14(水)

なかなかアクロバティックな昼だった。。そして早稲田に戻り、少し遅めの昼食(もちろんメーヤウで)後は初めて早稲田大学中央図書館を見物。なかなか使えそうだ。また来よう。

素領域日記 2016/12/8(木)

初台駅東口改札付近が完全にボトルネック。これがさらに通勤ピーク時に通っていたらと思うとあな恐ろしい...オペラシティへと至る通路の幅と改札台数を拡張すべきであろう。

素領域日記 2016/12/6(火)

神保町のカフェ「クライン・ブルー」で伊藤カイの作品を知る。

素領域日記 2016/12/1(木)

出張帰りの機内、放心状態の私は何故か将棋ゲームをやり始めた。将棋で遊ぶのはおそらく20年以上ぶり位ではないだろうか。それにしても何て面白いんだ!ルールはやりながら思い出した。実に知力が求められる。機内でコンピューターといきなり4時間の激闘の末…

素領域日記 2016/11/25(金)

二日近い移動の末、三つ目の仕事を遂行中だ。 目の前を通り過ぎた某国の首相が直後に段差を踏み外してコケたものの、警護員に支えられながらも即座に体勢を立て直し、穏やかな笑顔で握手し続ける姿が印象深かった。この某国の安寧を願わずにはいられない。

素領域日記 2016/11/22(火)

朝、地震。比較的長かったか。出張へ向けたリズムが狂いそうだ。そして頭も。。 腰痛。 2つ目の仕事終了。

素領域日記 2016/11/21(月)

3つ抱えていた仕事のうちの一つを昨日深夜にリリース。苦しかった... 今朝は昨日よりかはマシな夢を見ていた気がする。昨日のは酷かった。。 昼過ぎ、出張用にユーロを注文したが、土曜のレートより0.1円円安になっていた。読みが外れて85円損をした... 先生…

素領域日記 2016/11/18(金)

日本語は難しい...改めてそう思う夜であった。その思いを抱えつつ、数か月ぶりにとある科学哲学者にお会いするために移動。小学生だった30年前、友人とたまに行っていたゲーセンの辺りは今は小洒落たフレンチ・ビストロに様変わりしていた。。そこでゲヴュル…

素領域日記 2016/11/15(火)

未明に一仕事が終わり、昼間ようやく試訳作業に戻ることができた。 夜、諸事情により借りて読んでいた山崎ナオコーラ著『かわいい夫』(夏葉社、2015年)をようやく読了。

素領域日記 2016/11/12(土)

高橋幸宏はまだ元気そうで安心。 METAFIVE「Luv U Tokio -Video Edit-」(2016年)

素領域日記 2016/9/04(日)

日本に居るのが不思議な気分だ。この時間をかみ締めたい。 Y.M.O.「Focus」(1983年)作詞:細野晴臣、ピーター・バラカン作曲:細野晴臣、高橋幸宏

素領域日記 2016/8/23(火)

展覧会告知(開催中): 『ノーモア福島 vol.2』羽田富子リズム工房写真展「子どもの領分」ー子どもたちの声が聞こえますか?ー 会期:2016年8月20日(土)〜28日(日)時間:11:00〜16:00会場:福島テルサ 4階ギャラリー(住所:福島県福島市上町4-25;福島…

素領域日記 2016/6/9(木)

何だか泣きそうだ...金森修東京大学教授が先月末に亡くなられていたことを仕事先から帰宿し最首悟師のツイートを久々に何気なく読んでいて知った。それを読んだ時は一瞬目を疑った。そんな死ぬような歳ではまだなかったはずだと思ったからだ。しかし無情にも…

素領域日記 2016/5/31(火)

たまの「知的饗宴」でお世話になることがある矢倉英隆氏が雑誌『医学のあゆみ』で連載中の記事のうち、公開中の過去記事を久方ぶりに読んでいたら、「アタラクシア」という用語に久々に出くわした。この用語には受験の頃勉強していた「倫理」という教科の参…

素領域日記 2016/5/17(火)

ああ面白かった、蓮實重彦氏の三島由紀夫賞受賞会見が。 素領域はこの御方の総長時代の発言(確か入学式?)を通じて「齟齬」という日本語を初めて知ったのだったか。新聞を通してだが。この蓮實氏の高度な芸を受けての千葉雅也氏のツイートには同感だ。

素領域日記 2016/2/26(金)

芳林堂書店が自己破産とは!!そろそろ久々に馬場の芳林堂に行ってみようと思っていたところだったのだが。。 思えば確かここで雑誌InterCommunication(NTT出版;2008年夏に最終号)に出会い、若き後輩の活躍を知ったのだった。 もっと言えばS台倫理科の篠…

素領域日記 2016/2/20(土)

今日最も驚いたのは私が昨年来若干注目しているレバノン・ワインがアドニス東京でも売っていた(赤・ロゼ)ことではなく、アテネ・フランセの2代目校長こと松本悦治大先生が銅像になっていたことをアテネの校舎内踊り場で発見したことだった。初代同様立派な…

素領域日記 2016/2/17(水)

2年前の今頃だったろうか、トルストイ著『アンナ・カレーニナ〔上・中・下〕』(木村浩訳、新潮文庫、1972年;原書初版1877年)を読了したのは。 当時、それまでの2年間近くに亘る「気違いコミューン」(素領域日記 2013/2/18(月)参照)に関わる仕事が終息…

素領域日記 2016/2/14(日)

午前2時過ぎ、梶川芳友著『何必館拾遺』(淡交社、2008年)読了。 何必館・京都現代美術館の館長が自ら収集・展示している所蔵作品を12品取り上げ、各作品の写真(素晴らしい)と共に作者の簡単な紹介、及びそれぞれに対する思い入れを綴った文章を添えた12…

素領域日記 2016/1/26(火)

琴奨菊が日本出身力士として10年ぶりに優勝したニュースがTV5MONDE(仏語国際放送局)でも取り上げられていて少々驚く。スポーツ担当は「ことしょうぎく」の発音に苦労し何度言っても正しく述べることができなかったが、最後にメインキャスターが「"Kotoshog…