素領域日記 2017/1/31(火)

H.ベルクソン/S.フロイト著『笑い/不気味なもの 付:ジリボン「不気味な笑い」』(原章二訳、平凡社ライブラリー、2016年)を相変わらず読書中だが、『笑い』の部分の訳注66(p.202)に「ちなみに、フランス語の「労働(travail)」の語源は「拷問」から来ている。」とあり、不覚にも爆笑すると共に、深く納得したのだった。
私が日々の労働を苦しく思うのはやはり当然のことだったのだ。「拷問」なわけなのだから。。毎日拷問を受けているようなものだ。
昔から(俗ラテン語圏の)皆がそう思っていたことに若干安堵したのだった。。